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zoom RSS 七月の絵

<<   作成日時 : 2014/07/31 07:52   >>

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<かくれんぼの時間>








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   <みち>




この頃、ボールペン一本を手にして、思いつくままに線を描くのが性に合っているようです。

スケッチブックを前に、何をしようか・・・・と頭の中を探る

「樹をかきたい」

「白い道がいいな」

イッキに道筋をつけて、できあがり!


いいのか、わるいのか。

勢いとリズムが先頭を突っ走った絵になりました。












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 <深海のダイオウイカ>




これは、小学6年生の作品です。

2013年、MОA美術館全国児童作品展で銀賞を射止めたそうです。



「まんが日本昔ばなし」の演出も手がけたことのある絵本作家・玉井詞さんが、

地元に帰って子供たちのアトリエを主宰しています。

今年も、元気いっぱいの作品展が開かれました。


「ソウゾウのちから展」 


今年で六回目なのですが、これが実に面白い。

上の絵は、展覧会のポスターに使われました。




子ども時代に育みたいのは、テクニックではなく、ソウゾウのちから。

玉井さんの信念です。



展覧会場には、たくさんのいのちが あふれていました。



誰かに絵を習いたいとは思わないけれど、

玉井さんのアトリエで、同じ空気を吸ってみたいなと思いました。








     *




小学一年のとき、はじめて絵を描いたと自覚したのが桜でした。

土手に並ぶ桜並木の一本だけを描きました。

桜の木が、そろりと下ってくるような坂道が主役となりました。



二年生になったとき、意識的におおきな桜を一本だけ描きました。

空と交わる花びらの境界線に固執していたようです。



なあんて書くと、いかにもちびっこ絵師みたいですね。

逆です。

周囲の大人の声に媚びる早熟タイプでした。



当時、子供心にも、ハッとする絵を描く同級生がいました。

彼女は、写生の時に誰も行かない橋の下に降りて、

コンクリートの橋げたをモノトーンの絵に仕上げていました。


「敵わないな」

そう思ったことを覚えています。




あれは、5年生のときだったでしょうか。

夏休みに学校で描いた静物画が、

市内の小学生コンテストで賞を受けました。

全小学校の中から、

一学年で数人が選ばれる応募展だったかと。


モノトーンの彼女とふたりで、表彰式に行きました。


表彰式のあと、審査員の先生の作品講評が始まりました。

一年生の絵から順番に。

わたしの順番がやってきました。

自分の絵の前に立つと、

なんだか違和感がありました。


絵の印象が違うのです。


玉ねぎとトウモロコシを描いてましたが、

後方のトウモロコシの粒がうまく影につぶされて、

写真のように整ってました。

はっとしました。

それから、気持ちがざわざわ、落ち着きません。



審査員の方は、細かく褒めてくださいました。

玉ねぎの色が独創的だとか、形のバランスがいいとか。

どの言葉も、行き先が違うバスのように素通りして行きます。


そして、最後につぶやかれた言葉だけが、宙に浮いて残りました。


「うますぎるよ」


なんとなく、冷たい響きに感じられました。


夏休みに描いた時、絵は教頭先生に提出しました。

絵が上手な先生でした。


きっと、先生の手が入っていたのでしょう。





それ以来でしょうか。

絵から、気持ちが遠ざかったような気がします。


ブログを始め、

思いつきで絵を描き始めるようになりました。

描くほどに楽しいのです。


どこまでも我流。


あの時の落とし物を 探しているのかもしれません。













       

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コメント(10件)

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はじめまして。

とは言うものの、数日前から訪問させていただき
拝見していました。
とは言うものの(また!?)、いったい、どなたの
ブログからこちらに辿りついたのかおぼえていません。

風に吹かれて ふわり ふわり 飛んできました。
それ故の しゃぼん玉。

前置きが長くなってすみません。

七海さん、左の・・・いえ、右のポッケに
手を入れてみてください。
そして探してみてください。

深〜いポッケだから普通に探しているだけでは
ダメですよ。
うんとうんと底の方に手をやって
思いっきりガサゴソと。

ほら!落し物はポッケに入ってたでしょ。

では、しゃぼん玉はまた風に乗って
旅立ちま〜す。
しゃぼん玉
2014/08/01 10:46
シャボン玉さま
コメントをありがとうございます。

風に吹かれて、ふわりふわりとお出でいただいたのですね。
ぱちんと、わたしの鼻っ先ではじけたようでしたが、
また風に乗って旅立たれて行かれましたか。

ポッケの中、勿体無くてまだガサゴソしてません。
探し物の顔をしてたこと、見破られたのは失敗でした。
でも、またふわりふわりと訪ねてください。
なんだか、よく知っている方のような気もしますが・・・。
きっと、気のせいですね。

またおしゃべりしたいなと感じました。
風が出てきました。
迷子になれれませんように。

七海
2014/08/01 19:33
静物画の市内の小学生コンテストで賞の授賞式でのこと、「うますぎるよ」の審査員の一言、事実のほどは分かりませんが、描いたご本人がそう思われたということはそうだったのかもしれませんね。

私の近くの私立の幼稚園では、絵で入選を独占、その入選作がカレンダーに採用されています。どれもいわゆる幼児の独創性が感じられ、また主題が明確で、指導がなされた絵であることは素人の私にもわかります。きっと指導法があるのでしょうが、パターン化されているようにも思われます。指導を受けない幼児の絵はどちらかというと概念的で主題を強調するような絵はないと思います。
くだくだ書き出しましたが、幼児の独創性と指導によって指導の手が加わって一見独創的なのとは違うように感じました。

素朴でも子供の独創が大事にされた絵がいいのでしょうね。
茜雲
2014/08/01 20:00
茜雲さん、いつもありがとうございます

>こどもの独創性

おっしゃるように、
大人の概念でつくる一見独創的な世界もあるようです。
指導法によるパターン化とは、さすがに鋭い。
大人のカルチャーの世界にも蔓延してますもんね。

得てして、「上手になったね」と言われた時に落とし穴があります。

玉井さんのすごいのは、自由に描かせることです。
描くことを面白いと感じてほしいのだそうです。
一度だけ、絵を見てもらったことがあります。
何も言わないのに、目がいろいろ語ってました。
「色使いが、興味深い」
そのひと言が、案外、今のわたしを支えてます。

継続は力なりというけれど、
断続が、力を生むときもありそうです。
七海
2014/08/02 08:06
好きな絵、画、ばかりです。
想像の翼を広げて(花子さん)絵の中で遊ばせてもらってます。
お落とし物、心の中で会えたらいいねですね!
どろっぷす
2014/08/02 19:17
どろっぷすさん、おっはよう!

昨晩、からだが放熱状態から抜け出せず、うなされてました。
軽い熱中症だったのでしょうか。
今朝はちょっと涼しくて、やっと自分のからだになりました。

>落とし物
気づかないでいることもいっぱいありそう。
探す行為が好きなのかもしれないね。
七海
2014/08/03 07:40
途中まで拝読して、
自分の小学生の頃を思い出して、
しばしタイムスリップ。
それからまた読み進めるにつれ、だんだんそのタイムスリップした場所が
なんとなく似ているように感じました。
先生の手が入って・・・
その空虚感というか、なんというか。
とうい
2014/08/04 00:03
とういさん

似ている場所にタイムスリップしましたか・・・
微妙な分かれ道がありますね。
カルチャー教室で絵を教えている人の話ですが、
自分の作品を直してもらうのが目的の人もいるそうです。
中には、ほとんど描いてもらったり。

小学生時代、あんまりいい先生に縁がなかったみたいで、
他校の生徒の絵の直し役に呼ばれたこともあります。
公開授業で、教室に貼る絵を体裁よくするためのお手伝いだったの。
なかなか、手を付けらられない私をみて、
「中途半端な絵が、完成したように見えればいいのだから」と地団太気味でした。
わたしの中に、尖がったものが芽生えた時でしたね、きっと。
七海
2014/08/04 23:03
子供時代の心のトゲ、まだチクチク残ってたりしますね。

私の三番め兄は、ものすごく絵が上手です。
兄妹の中で、1人だけ左利きの兄。
小学生時代から、鎧武者が馬に乗っている絵をリアルに描いていました。
ある日、私が絵を描いていると、兄がじっと見て言いました。
「おまえ、ほんとは左利きなんじゃないの?」
左利きは絵が上手いんだと信じていたので、褒められたのかと思いました。
兄の次の言葉を聞くまで。
「利き手で描いたにしては、ヘタすぎる」

前にもどこかに書いた気がするエピソードだけど、絵を描くたびに今も思い出します。

七海さんのエピソードは、そんなもんじゃないほど傷が深そうで、なんか、すみません。
自分の思い出話で。
峰猫
URL
2014/08/06 22:44
峰猫さん

ふふっ。こんな話、大好物ですよぉ。
途中で、オチが読めちゃったけど。
兄上は、きっと本気で不思議がったんだろうね。
あり得ない!

このブログね、こんな進展になる予定ではなかったけど、
体調が悪いとふっとスイッチが変わるみたい。

胸と背中に虫刺され!・・・と思って掻きむしってたの。
何日も続くし、痛いし、なんか変とやっと気づいた。
帯状疱疹だったみたい。

なんだかなあ〜。弱ったところで、昔の菌が出ちゃったよ〜。
七海
2014/08/07 20:54

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