どれみふぁ/○○/からの詩

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zoom RSS カーテンに風の光りて人のなし

<<   作成日時 : 2015/06/02 21:46   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 8 / トラックバック 0 / コメント 20

白い月が、東の空にぽっかり。

昼間に焦がされた海が、たぷんと波打っている。



夕方、海岸まで散歩するようになった。

たまに水鳥公園にも出かけている。

そろそろ、水面で巣作りするカイツブリが見られそうだ。




日常が随分かわった。



まず、手紙を書くようになった。

ほぼ毎日、誰かに向けて万年筆で書いている。


夕方、郵便屋さんのバイクがブヒィイ〜ンとやってくる。

馬のいななきのような、あの感じも好き。



それから、レコードを聴くようになった。


転居のたびに処分を考え、

ついに梱包のまま運び続けたSPレコード群。

夫の青春の思い出だ。

引き出しの奥からは、知り合いから取り寄せた手製の針も出て来た。

度重なる引っ越しで、すでにプレーヤーを処分しているというのに、

いつか聴くつもりだったのだろう。



先週、思い切ってプレーヤーを入手。

SPレコードも聴けるという。


一枚ずつレコードをふいて、針を落とす。

ガガガーッ。

独特の針がひっかく音で始まる。


まずは、夫が好きだったチャイコフスキーから。


カルメンもアルルの女もある。

それからグレンミラーやビング・クロスビーも。

一枚ずつ、ゆったり耳を傾けよう。


時間の流れが切り替わったらしい。



来春には、歩き遍路にも挑んでみたい。

自転車に乗ることも増えた。

すこし、足腰を鍛えておかなくては。



そうだ。

夫に手紙を書こう。

どうして思いつかなかったのだろう。


深底の文箱には、夫からの手紙や書き置きがどっさり。

定年後、一緒に過ごす時間が増え、

そのぶん、交わす手紙がなくなった。

たまに、ケンカの後と思われる

互いの反省と愛のメモ書きが見つかる。

読み出すと泣けてきそうで、今は、ささっと眺めるだけ。


家のあちこちで、夫が生きている。


もう、悔いの涙は流すまい。





         ☆


書いた手紙に封をするたび

わたしのこころが  

折りたたまれる


届いた手紙の封をきると

いちど

広げられたような便箋がとびだす


わたしが書いた文字なのに

旅をしてきた顔をして

うなずきながら

わたしに読まれている





         ☆







たぶん、これが最後のブログ更新です。

インターネットを終了することに致しました。

お付き合いくださった方に感謝したいと思います。


最後に、繁殖し続けるガラス絵を披露。

何かしていないと崩れそうで、

せっせと描いている最中です。













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                      画風が定まらず、お遊びはつづく・・・・・・







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                   量産すりゃいいっって感じで

                          追加アップしちゃいました〜





                            ☆




                        数えてみたら葉書サイズで18点のガラス絵

                                ボツなしだけど・・・・

                        短期間で、よくもまあ没頭したものです


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                        楽しかったヴェネツィア



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                        ちなみに後ろのランプも自作

                        いろいろ好き勝手させてもらいました


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                         夫の写真から・・・・・・

                         ブルーの空気感が魅力で全紙大に引き伸ばし



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                         楽しい猫バージョンで


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                         この絵は泣きながら

        先日、世界的なオペラ歌手・田中公道さんの「愛の賛歌」を聴きました

        家で長谷川きよしのCDを流していたら、ちょうど「愛の賛歌」に・・・・涙



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                         これは失敗しました

                         本物は色がいいので捨てがたい(笑)










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コメント(20件)

内 容 ニックネーム/日時
どうかこの場所は
残してください
そして
またいつか
ふらりと帰ってきてください
とうい
2015/06/02 23:20
ご無沙汰しています。
お手紙ありがとう、読んでから飾ったまま、頂いたお礼も言わずごめんなさい。
先日大山に一泊しました。
家から山が見えますか?
電話をするべきか、真下に降りたら会えるのにと思いながら通り抜けてしまいました。
この場をお借りして、お詫びです

ファイト!ファイト!七海さん!




どろっぷす
2015/06/03 06:01
いろいろ大変だったようですね。お悔やみ申し上げます。
なにも出来ませんが、またいずれかでお目にかかれますように。
少佐
2015/06/03 11:24
九州男児のとういさん

鋼を絹でくるんだような
直球なのに繊細で・・・
そう、またいつか。
七海
2015/06/03 21:56
どろっぷすさん

丸く転がるようなお声でした。
今度、大山にお出での節は、声を掛けてくださいね。
ネットは遠のくけど、人との出会いは大好きです。
今度は初顔合わせをしましょうね。
たくさん、ありがとう。
七海
2015/06/03 22:01
少佐さん

独特の切り口で、私も料理して欲しかったな。
その後の永山裕子さん、世界の永山です。
いつか、石井一男展で会えたりすると面白そう!
コメントをありがとうございました。
七海
2015/06/03 22:06
そうか・・・・・
想いは深く 深く 身を沈め
新しく湧く泉に 遊ぶのですね
光と風が 見えます。
桂川の乙女
2015/06/04 06:57
こんばんわ
人には区切りをつける瞬間を感じる時が来るようです
そう簡単に割り切れるものではないですが、次に進む為に
その瞬間が来るのだと私は思うようにしています。
新しい明日が来るのではなく新たな日常が出来て行くようです
また、お会いすることが出来れば幸いです。
923
2015/06/04 22:33
ブログを閉じて、インターネットも終了するのですか?
七海さんがそうしたいのなら、それも良いかと思いますが……

七海さんの、「こんな描き方もあるんだ」と、驚かされる数々の絵や、その基となる七海さんの感性に会えなくなるのはとても寂しいです。
また戻ってきたら、お知らせください。

できれば、早めに。
峰猫
URL
2015/06/04 23:25
丸々とした月夜
踊り出す文字と絵画
飛び出せ
飛び越えろ
そこでなくてよいのだ

さあ、人と会うために旅にでよう
A.A
2015/06/04 23:57
桂川の乙女さん

>光と風
見えました? うれしい!
朝から雨です。
こんな日も好きです。
カーテンのかげで、雨宿りしている風を見つけました。


七海
2015/06/05 09:47
923さん

コメントをありがとうございます。
プロバイダ契約の区切りがいいので、
ちょっと距離をおくことにしました。

分かれ道の小さな決心かも。
おっしゃる通り、瞬間の決心でした。
いつかまた、どこかで。
七海
2015/06/05 09:51
峰猫さん

いつも温かいコメントをくださって感謝です。
何か、ときめかなくなった心境にメスを入れたいと思ったの。
もうひとつ、思いがけずファミリーヒストリーに首を突っ込み、
少し、人生観が変わったことも一因してます。

ゆっくり、大切に、人と接したいな・・・と。

でも、またね(笑)。

七海
2015/06/05 09:58
AAさん

そう。旅に出たいな〜。
でも、不思議と今が、旅をしている気分に近いです。
ふわっとしてるのかな・・・自分を俯瞰でみてるの。

そうだ!
SPレコードの中に、ガーシュインの<巴里のアメリカ人>があって、
タイトルが<アメリカ人のパリ見物>になってました。
一枚がとっても短くて、これは二枚組になってました。

義兄から写真が送られてきてね、中の一枚を裏返すと、
{ゴミバコニ ステルコトヲ 禁止スル>とありました。
どてらを着た写真だった。
でも、しみじみ、いい男だなと思いました。
完全なるジャニーズ系ね・・・・またね。

七海
2015/06/05 10:08
七海さん
かける言葉が 見つからないまま・・・・

そう ですか 

終わりますか

なにかが 終わって
なにが はじまる のか

どこかで 生きていて ください

ナナツノコ
2015/06/05 19:32
なんつーいさぎよさ。
あぁ、憧れます。七海さん。

広島に来られた際は、気が向いたら声かけてください。
ご飯でも食べましょ。
Can
2015/06/05 22:50
ナナツノコさん

お元気でしたか・・・よかった。
思えば、ブログのスタートから絡んだりして、
いちばん近くて遠い存在だったような。

死ぬまでに一度、逢えたらいいな。
青い絵には、ときどき、こころをさすってもらってます。

七海
2015/06/06 09:53
Canさん

潔いのではないの。
何度が辞めようと思って繰り返していたもの。
ただ、今回は静かにPCと遠のきたかった。
ことばの無駄遣いを辞めたかっただけ。

秋に広島に遊びに行きます。
Canさんとこ、メッセージ欄がないね。
よかったら、私の欄に住所を入れておいてください。
手紙を書きますから。
インターネットは、月末まではつながっている思うので。



七海
2015/06/06 10:02
最近、詩人の茨木のり子さんの作品ばかり読んでいました。
きっかけは「蜜柑とユウウツー茨木のり子異聞」という新作芝居を観に行こうと考えて、改めて茨木さんの作品に触れたい、今読み直しておかなければと感じたからでした。
茨木さんの数々の詩集に散文など、後藤正治さんの「清冽ー詩人茨木のり子の肖像」を読みながら、いつもあなたを感じていました。
茨木さんの詩に触れながら、まるで、あなたと会話しているような気分に何度もなりました。
いえ、理由は判然としませんが、私は何故かどうも直感的に、あなたへの回答を、茨木さんの詩に求めていたようです。
質問も疑問もあなたから全く提示されていないというのに、あなたに対して私はずっと何の回答も持ち合わせていないと感じ続けていました。
しかし、茨木さんの詩の中には、あなたへの回答があるはずもありません。
見つけたのは、あなたと同じ苦悩を持った詩人その人でした。

そうして、茨木さんの著作の中にこんな詩を見つけました。


悲しめる友よ                永瀬清子

悲しめる友よ
女性は男性よりさきに死んではいけない。
男性より一日でもあとに残って、挫折する彼を見送り、又それを被わなければならない。
男性がひとりあとへ残ったならば誰が十字架からおろし埋葬するであろうか。
聖書にあるとおり女性はその時必要であり、それが女性の大きな仕事だから、あとへ残って悲しむ女性は、女性の本当の仕事をしているのだ。
だから女性は男より弱い者であるとか、理性的でないとか、世間を知らないとか、さまざまに考えられているが、女性自身はそれにつりこまれる事はない。
これらの事はどこの田舎の老婆も知っている事であり、女子大学で教えないだけなのだ。
A.A
2015/06/17 23:29
ありがとう。
後藤正治さんの一冊を読んでみますね。

私の中で、組み立て直しが起こっています。
それが記憶なのか感覚なのか分からないけど、
隠れた部分の再発見ありそうです。

七海
2015/06/19 00:15

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